学生の生活費の目安

春は旅たちの季節でもありますが、皆様のお子様も旅たちの時ではないでしょうか?

 

もしそうであるならば、とても素晴らしいことです。いよいよ独り立ち、ということになりますが、学生さんに関しては完全にそういうわけにもいきませんよね。

 

学生の場合は、独り立ちといえど学業がメインになるため、どうしても保護者の手助けが必要になります。

 

その時に頭によぎるのは、いったいどれくらい「生活費」がかかるのだろうということです。筆者も学生の頃一人暮らしをしましたが、無計画に始めたので生活が成り立たなくなってしまったこともありました。

 

これをご覧の皆様には、私のように無計画に一人暮らしをさせて、学業メインのはずが生活費を稼ぐだけで精一杯にならないようにしていただきたいと思います。

 

そのためにも、保護者の方々の、計画建てた収入と支出の管理を行わなければなりません。

 

今回は収入と支出の管理計画をしやすいように、一人暮らし学生の平均的支出と収入を記載します。注意点等踏まえて解説してまいりますので、この記事を読み終わったらどれくらい生活費が必要なるかイメージがつくことでしょう。それでは早速見ていきましょう。

 

一人暮らしをする学生の支出

では実際に、一人暮らしの学生が1か月にどれくらいの金額を支出があるのか、具体的な金額を見てもらいましょう。支出が多い項目を下記に記載しましたので、まずはそちらをご覧ください。

 

項目 2015年 項目 2015年
食費 24,760円 日常費 5,540円
住居費 53,100円 電話代 4,100円
交通費 3,320円 その他 2,430円
教養娯楽費 9,240円 貯金・繰り越し 12,500円
書籍費 1,720円 合計 118,200円
勉学費 1,490円

 

上記のように、2015年度における一人暮らしの学生は、ほぼ12万円もの支出が発生するのです。

 

この支出を見て、「1か月でこんなにお金がかかるの!?」と思われた方も多いでしょう。筆者もこれにはびっくりして、私よりもいい生活をしていると思ってしまいました。もちろんこれは平均であり、住む場所によっても住居費は変わってきますし、生活スタイルによって食費等も変わってきます。

 

しかし、自分のお子さんはどういう生活スタイルなのか、そしてどういう場所に住むのかあらかじめ話し合い、目標を立てることで一人暮らしをする前からおおよその支出を把握することができます。

 

そこで次の項では、それぞれの支出項目でどのような所にお金がかかってしまっているのか、そしてどこを抑えられるのかの参考にしてみてください。

 

食費の平均について

まずは食費から見ていきましょう。食費に関しては1か月に「24,760円」平均でかかります。これは30日換算すると、「1日当たり約800円」の食費ということになります。

 

もちろんこの金額には、朝昼晩の食費も入っております。この金額を見てもらえばわかる通り、おいそれと外食をすることは難しいですよね。

 

そうなると皆さんが最初に思うことは、「自炊」を頑張って続けて生活費を抑えるということですよね。筆者も一人暮らしの時、よく自炊をして安くしたものです。

 

しかし、なかなか毎日継続というのもめんどくさがりでできませんでした。そこでお勧めしたいのは、「学食」をフル活用することです。

 

どの学校でも学食はあります。この学食は普通に外食を行うよりも、半分もしくはそれ以上安い費用でボリュームのある食事が可能なのです。

 

学校によっては、ラーメン一杯で250円やそれ以上安かったりします。定食でも300円や400円というのもざらなのです。

 

そうすれば、1日800円の食費はそれ以下に抑えることもたやすくなります。

 

住居費と交通費の平均について

続いて見ていくのは、固定費の住居費と、移動手段の一つバスや電車による交通費です。住居費については「53,100円」、そして交通費は「3,320円」となっており、この二つの費用は密接に関係をしております。

 

なぜ密接に関係しているかというと、学校の近くに住むのか、もしくは少し離れたところに住むかによってここが変わってくるのです。例えば、近場に住むことによって、学校に行く時間も身近くなるかもしれませんし交通費もかからなくなります。ただその際に、住居費が高くなってしまってはもともこもありません。

 

ですので、住む場所を選ぶ際は学校の近くだけに絞り込むだけではなく、少しだけ郊外の賃貸も探し、1か月の交通費と家賃を合わせてトータル的に判断すべきです。そしてもう一つおすすめなのは、学校指定の寮があれば格安で住める可能性があります。場所によっては5万円を切るような物件もあります。いきなり自分たちで探すのではなく、是非とも学生寮も選択肢に入れてみてください。

 

一人暮らしをする学生の収入

一人暮らしをする際に、支出もあればもちろん収入もありますよね。そう、それはアルバイトです。筆者も一人暮らしの時は、よくアルバイトを入れて生活費を稼ぎました。上記を見てもらえればわかる通り、あれだけ出費がかかるのですから働かざる負えませんからね。

 

しかし収入はアルバイトだけではなく他2点もあります。それは「仕送り」と「奨学金」です。あまり直視したくないことではあると思います。実際に経験しているので、私が親なら頭を抱えまくること間違いないでしょう。ではどれくらいかかるのか、下記にまとめましたのでご覧ください。

 

項目 2015年 項目 2015年
仕送り 71,440円 定職 230円
奨学金 23,270円 その他 2,320円
アルバイト 25,320円 合計 122,580円

 

どうでしょうか。ほとんどの収入が仕送りで成り立っているという統計データがあります。アルバイト代は2万5千円ほどしかありません。親からしたらもっと働いてと思っちゃいますよね。しかし、現実は非常なもので、親の助けがなくては生活することもままならない人が多いのです。

 

そして2点ほど追い打ちをかけるようですが、お伝えしなくてはならないことがあります。まず1点目は、この仕送りがトータルお幾らになるのかです。大学4年生を例にしますが、単純に仕送り額71,440円に4年間分(48か月分)をかけますと、「3,429,120円」もかかってしまうのです。

 

そして2点目は、この仕送り額とは別に「学費」が入っていないということです。おおよそ私立の大学だと年間「50〜100万」程の学費が必要となります。4年制の大学の場合は「200万〜400万」ほどがさらに追加でかかります。

 

上記のように、決して安い金額ではありませんので、上記の支出を参考に収入も目途を立てておかなければ、最悪の場合家賃等々が払えなくなり、最終的に学校を辞めざる負えなくなる可能性がありますので、しっかりと先のことを見通して計画を練るようにしましょう。

 

何とか仕送りなしで生活はできるのか?

悩みの種の仕送りですが、これなしで学生が暮らすことができるのか検証していきましょう。まず、上記で上げた通り、一人暮らしに必要な収入はおおよそ12万円となります。これを稼ぐには、どれくらいの時間アルバイトで働かなければいけないのか下記に算出しました。

 

まず、アルバイトの時給は平均時給は約950円(三大都市圏)と仮定をします。無理なく働くとなると、下記の通りになります。

 

・25時間(平日5時間勤務) × 950円 × 4週 = 95,000円

 

圧倒的に足りませんよね。それではこれを、毎日働いたと仮定しましょう。

 

・35時間(毎日5時間勤務) × 950円 × 4週 = 133,000円

 

このように、毎日休みなく5時間働けば可能になる計算となります。これでは、お子さんの体力が持ちませんよね。仮に土日を休みにして、この額を稼ごうとすると、平日7時間ほど働かなければならなくなり、普段の勉学と両立できるか心配になると思います。

 

学生で一人暮らし分の収入を稼ぐことは可能です。しかし、ある程度援助をしないと、アルバイト詰めになってしまい、学業がおろそかになる可能性もありますので、気を付ける必要があります。

 

まとめ

どうでしたでしょうか。一人暮らしをする際に、どれくらいの支出があって、どれくらいの収入が必要なのかイメージはついたのではないでしょうか。下記を見てください。

 

・一人暮らし学生の平均支出118,200円
・一人暮らし学生の平均収入122,580円

 

上記の金額が多少プラスマイナスはあれど、必要になる金額になります。そのためにも、早いうちから、普段の生活スタイルからどれくらいの支出があるのか、どれくらくいの仕送りおよびアルバイトをする予定なのかを確認しましょう。

 

大前提に頭の中に入れていただきたいのは、学生の本文は学業です。学業がおろそかになるほど、アルバイトをさせては本末転倒になってしまいます。そうならないためにも、皆様が率先して生活するうえでの学生生活中のシミュレーションをして、途中で余計な心配をしないようにしましょう。

 

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